KubeCon + CloudNativeCon Japan 2026に参加しました

前回

dasalog.hatenablog.jp

ゆえあってセッションの感想は別で書くことになったので、主にセッション以外のことを書いておきます。

サマリ

  • Japan Community Day
  • Isovalent eBee Quest Japan
  • Grafana Tech Night 2026.07

にも合わせて参加しました、盛りだくさんですね。

前回のしょうもない反省を踏まえ、オサケ、ヤヤ、ヒカエルなどの行動により無事いい感じにすごくことができました、あと万葉の湯は会期中にMP回復できるのでおすすめです。

Day 0

Japan Community Dayに参加、主に運営として参加しているeBPF Japan Meetupの登壇者の皆様(ありがとうございました)の応援と激レアステッカーを配る活動をしていました。

別になにかすごいことをしてるわけではないですが、一応こうコミュニティのものとして参加するのはいいものですね。

(バッジもいただけた、デザインがかわいい)

eBPF以外のセッションとしてはOTelのセッション二本とコンテナランタイムセキュリティというかCapabilityはやはり難しいなどのセッションを聞いておりました、複雑すぎる、しかし少しは理解が進捗した気になったぞ、がんばりましょう。

Day 1

そこそこセッションに参加しつつブースを巡り廊下トークをしていたデー。

この日のセッションではやはりLiz RiceさんのDetecting Compromised CI with eBPF and Cilium Tetragonが良かったですね、デモありでCIの不正な挙動を検知、ポリシーで実際にkillできますよ、というところまで。

夜はIsovalent eBee Quest Japanに参加し、3個やったところで力つきました、まあ飯とアルコールが出て途中でサイン会などもある中比較的まじめに取り組んだ方ではありましたねということで・・(そしてチュートリアルはよくできていましたね、欲を言えばもうちょっとトレースっぽいのをやりたかった)。

Day 2

めちゃセッション参加デー、キーノートから参加しつつ、基本的にeBPFとObservability関連のセッションに全振りしてセッション参加してました、個人的にヒットしたセッションがいくつかあり、感想は冒頭に書いたとおりちょっと別で書きます。

セッション感想以外では2025年にも参加したPrometheusメンテナのArthurさんと今年も話すことができたので例によってPrometheusのNativeHistgramのテキストフォーマット対応状況(go clientがそろそろ出そうとか、Prometheus本体はフィーチャーフラグどうするか、ネゴシエーションで対応しようとしてるっぽいとか)を聞いたり、Prometheus ExporterのOTelコレクタへの埋め込みについてのセッション後にこれリモートターゲットのSDどうなるんですかね(動的にターゲットのconfigを更新することはできるらしい)、みたいな話をあれこれお聞きすることができたので良かったですね。

夜はGrafanaのサイドイベントに参加し、こちらはこちらでGrafana Cloudのロールスイッチについての話やらと、なぜかeBPFの話をしていたらLizのTetragonのセッションについての質問を受けて多分こうなんじゃないですかね、みたいな説明することをなり、まあまあ楽しかったなあという感じでした。

Day 3

なんと家の鍵を宿に忘れ、自宅に入ることができず近隣のホテルで一泊したのちに横浜に舞い戻ることとなりました。一人Day3。

まとめ

というほどのものは特にないので例によって写真をつらつらと貼って終わります。

PHPマニュアルにbpftraceを使ったトレースのサンプルセクションを追加した

タイトル通りですがPHPマニュアルのDTraceに関するドキュメントに新規にセクションを追加し、bpftraceを使ったトレースサンプルを追加しました。

www.php.net

めでたい!という感じでやっております。

PR

github.com

4/20に最初のPRを作って6/8にマージされました、だいたい1か月半くらい。

本当はLaravel Live Japanの開催前くらいにマージされてると嬉しいなーと思っていたんですが、一時停滞し、その後のPRまとめ対応くらいのタイミングで再度修正依頼がきて対応した結果マージされました。

背景

最近の活動(eBPFユーザーとトレースポイントに関心を持つ人を増やしたい)の一環として、過去にこのドキュメントへの情報追加などは行っていたものの、じゃあここにたどり着いてトレースためそうってなった時にマニュアル読んだら使えるかというと、一部のもともと知識のある人を除いたらおそらく使えないし、書いてあるSystemTapのサンプルは動かず不可解なエラーに遭遇して心が折れて終わるんじゃないかなあ、というのがあり、 最初からきちんと動くbpftraceのサンプルがあれば入口として良いんじゃないか(公式ドキュメントにあれば外でも紹介しやすいし)と思ったところから。

特にずっと考えていたとかではなく、PHPカンファレンス小田原の懇親会あたりで喋っててぼんやりそれもありか、そのうちやろうかなあ、くらいに思ったところからかな・・。

この辺の機能、自分の記事見返しても2020年くらいから動かしてる1のだけど、当時はまだbpftraceもubuntuでインストールできるのはsnap版でバージョンも古く、普通に各ディストリビューションでそのままパッケージインストールして動作するようになったのは比較的最近・・というほどでもないけど2023年くらいからじゃないかと思うので、まあぼちぼちいいだろうというところもありますね。

とはいえ最近はAI Slopの話題もあり、ドキュメントというのはPRを送りやすい口でもあるのであまり遅くなってマニュアルまわりの状況が変わってもいやだなあ、というのも少し思ったところです。

PR作成にあたって考えたことなど

  • 新規のセクション追加なのでなんでこれがあったらいいのか?というのを丁寧めに説明する
    • もちろん自分としてはこれがあったら良いだろうと思って行動しているが、ドキュメントはひとたび取り込まれたらメンテし続けなければならないし、それに見合う価値がある(と考えている)ということを伝える
  • 既存のSystemTapセクションとテイストを揃える
  • AIじゃないですよ感を出していく
    • AI使ってドキュメント貢献の実績作りたいだけ、みたいに思われたらやだなーと思い
    • 異常な熱量をもって本気で足したい感を出していくという戦略をとった、一つとしてはやたらはやく反応し、修正を取り込みコメントをするなど、あと手を動かしてこう動いてますよ、というのを都度提示した
    • (果たしてそれがよかったのかは不明)

日本語訳

  • 自分で書いたので日本語訳はこだわりたいよねえということでAIを使わず自分の思う読みやすさを念頭に翻訳した
    • 結果未翻訳がちょろっと残ったり、いらんレビューの手間をかけさせてしまったりもしたが・・
  • 翻訳してたら原文にやや不備がありそっちも自分で直すというマッチポンプをしてしまった
  • 元のDTraceセクションがややかたい感じなのでどこまで揃えるかはやや悩んだ

ドキュメント追加プロセスの全体の印象

  • レビューがめっちゃ細かいなあとは思った、PHPのドキュメントシステム(PhD)で採用してるDocBook形式が難しく見様見真似で書いていたがparaをsimparaの使い分けとか
  • がまあこれマージされたあとに、結構早く各国語翻訳プロセスが動くので、(昨今はAIを使ってるのであるにせよ)追加で修正が入ると作業を増やしてしまうのでそれはそう、と思った
    • (実際今回も上記の通り追加修正を一回いれたので、すいませんーという気持ちになった)
  • それはそれとして、指摘は前向きにしてくれるしきちんと対応すれば放置せずに対応してくれるな、と思いました、

自分としては今後また機会があるかわからないですが、何かの参考になれば(なるか?)ということで

SRE NEXT 2026に参加しました

前回

dasalog.hatenablog.jp

何者でもない、というかもともと別に何者でもないのだけど、なんのロールでもない一般参加にて参加してきました、1日だけかつ夜には帰る必要があり正直色々惜しいところはありましたが、どうにか参加できてよかったね!という感じでしかし記録として書くブログです、来年はどうなるかなあ。

day0

blog.vtryo.me

Davidさんを観光に行く人おるかーという呼びかけがSRE LoungeのSlackであり、いくいくーということでVTRyoさんともども行ってきました。

メールで諸々ヒアリングをしつつ(なるほどこういうのがよさそうだな、と何回か軌道修正を挟みつつ)江戸東京博物館や浅草での茶道体験などを含むツアーをしていました。キーノートでちらっと出てきましたね。

Ryoさんも書かれてましたが、英語もまあありつつどちらかというと日本語でも説明が難しいというか知らない日本の話を色々とすることになりいやあ再発見してますね、という気分でした。これが何かわかるか?マジな話オレはわからない、のマジなやつですね。

翌日キーノートをする人を結構歩かせてしまったなあ、というのが反省点です、最終的にこの日2万歩に到達してました、自分はDavidさんのSRE本二冊とラップトップを背負ってたので大変腰に来ました。

個人的にはというところですがこういった企画もうちょっと参加が増えるといいなあと思ってます、言語の壁はありますけど、少人数ならむしろなんとかなりますし、双方にとって良い体験になると思いますし、ややもったいない気持ちもあり、自分も別に英語力まあまああやしいところもありますが、可能な限りは手伝いたいと思います。

お二人をスピーカーディナーに見送ったあと、前乗りされたぐりもおさんを含む別枠の参加メンバーの会に合流しなんやかやとコミュニティの話などをしておりました。

day1

朝から16時頃まで参加していました。

オープニング、Davidさんのキーノート、Nintendoさんのセッション、オープンロジさんのランチセッションまで参加し、あとは基本的にひたすらほぼスポンサーブースエリアにて廊下トークをしていました。

スタンプラリー企画も頑張りましたし洗濯ネットは欲しいわけですが、何時までいられるかわからんという状況で多分交換はむずかしかろうなあ、ということでトークに集中しとこうという感じですね。

全体の印象としては基本の枠組みを踏襲しつつパワーアップしてるなあ、という感じでなるほどこれがこうなったのかーーと思いながらもろもろ思いを馳せておりました。パワーアップはこうバナーとかネックストラップとか物理なものから、アンカファレンス企画がめちゃパワーアップしているな、という感じでmini LTもいいですね、いやあ夜のやつ参加したかったね・・という、はい、そんな感じでしたね。

スピーカーディナーが継続されていたのも個人的には嬉しいポイントの一つでした、これ本当に大変ではあるんですが、主にスタッフ側の目線にてやはりあるといいなあと思うところです。

廊下のトークは色々ありつつ、ちょっと構想というか妄想していたイベント企画みたいなものについて聞いてまわる活動をしていました、奇しくも地域.sreがすごい勢いで盛り上がってますが、なんか本当にその気になったら頑張るかもしれません。

オフ会的に会話していた方々に加え、インターネットに存在しているがお話したかった勢として、今年SREconで登壇されていた@m4buyaさんにSREconの話をアレコレ聞けたのと、しぶいSREの@kani_bさんを帰宅前に見つけてしぶい話をできたのが特によかったですね・・。

地域SREの話もしかり、今回は結構(@maruloopさんも書かれてましたが)SREコミュニティ全体としてどうしていくとよいかという視点の話もあがっていてこのあたりも少し折り返し感というか、成熟を感じてきたところでもありますね。

セッションはスライド公開されているものをちらちら眺めていますが、やはりセッションとセットでみたいので、こちらはアーカイブあがったらまた感想などあげていきたいと思います。

day2、day3

娘を連れてあれやこれや

day4

なぜか自分の家族を連れてDavidさんと観光againをしていました。

色々と雑談を挟みつつ、特になにか特別な話をしたわけでもないのですが楽しんでいただけたようです。

Davidさんは駅のアルファベット+番号システム(銀座G09みたいなやつ)が素晴らしいと何度も話していて、地下鉄の案内表示やこういったものから個人的に好きなTom LimoncelliさんのLow Context DevOpsの話につながったりと、こういうのはええなあ、などと思いながらた夕方に見送るまで過ごさせて頂きました。

ということで

半分は観光の話となった今年のSRE NEXTでした。

来年のチェアも発表されましたし、地域SREの盛り上がりも感じつつ、自分も少しやりきれていなかったこととどうにか向き合いたいですね、ということでおわります。

LT@Laravel Live Japan 2026

This post is about attending Laravel Live Japan 2026 as one of the LT speakers.

My another blog post in Japanese is here though this post is not same one(like "hey xxx, translate it into English").

Tried to write it by my own word anyway.

LT

Slide:

speakerdeck.com

Video:

www.youtube.com

As the title says, my LT is all about "what can we do using eBPF?", not "what is eBPF".

I asked several artisans/PHPers at the venue if they knew eBPF, and most of them answered "no".

I really hope this talk somehow inspires some people there, and serves as a good chance to ask your go-to AI agent something like "can we do this using eBPF?"

I have several reasons1 for encouraging more and more people to use eBPF.

Maybe I'm biased, but eventually it comes down to "Just for Fun".

I like this technology — it's kind of a superpower — and hopefully you'll like it as well.

#inspired

Overall, the level of the presentations was extremely high.

The live-coding rate in particular was high, and including how the presenters commanded the stage, there were tons of sessions where I thought "wow, that's amazing."

Personally, the ones that struck me as especially impressive were Nuno's session and everyone's favorite Marcel's session on making music with PHP.

To say more on the "inspired" front, I had a "wait, there's a ton of PHP I don't know about..." moment, and that was truly big.

Native PHP especially made me go "what on earth is this?" — using libphp? How does that work? I was so interested in it. And there was a bunch of stuff like Hypervel, chasing the kind of performance where you go "do you even need PHP for that?" There were so many worlds I didn't know about, and it was fascinating.

Then I also thought, "tracing those runtimes looks a bit difficult :)"

Communication

I have attended some international events, though I think Laravel Live Japan is the place where I've been able to talk to the most international guests .

I don't really know why it happened, but I think it was probably due to the overall atmosphere created by the event's structure and the venue.

There was always conversation going on in the conference hallways, in front of the entrance, during lunch, and even on the way to the after-party, making for a truly enjoyable time. Thank you to everyone who shared their stories!

Laravel Live Japanに参加してやはりeBPFの話をしました

参加、LT登壇記事です。英語版も書くかもしれませんがとりあえず日本語で。

そもそもそんなにたくさんイベント参加、登壇してるわけではないんですがここ最近はずっとPHPとeBPFの話をしてます、まだもうちょっとするかもしれません(いや現時点ではとりあえず先の予定はなんもないしプロポーザル出してるやつとかもないんですが)。

と言ったのでトークとコミュニケーションとinspiredを書きます。

LT

スライド

speakerdeck.com

トーク

www.youtube.com

内容はタイトル通りですが、5分で5個eBPFによるPHPの課題解決の事例を話す、というものです。目標は「とにかく興味をもってもらう」でした。

なんで5個にしたかといえば5 minutesにかけたかったからなのですが、準備し始めてからまあまあやっちまったなあ、と思いました。

eBPF自体の説明はほとんどしないので、まあ1分に1個、いけるでしょう、という目論見ですが結構削ってこれです、自己紹介スライドを削って最後に持ってくるというのを久しぶりにやりました。

なぜ英語でやるのか

今回はじめての英語登壇でした、カンファレンス全体として今回想定より(特に必須ではない)英語登壇を選択されているスピーカーの方が多く、それもすごいですね、というのはありつつさておき自分の話です。

プロポーザル出す時点から完全に英語でやるつもりで、フォームもenフォームから全部書いてました。レギューラートークの方も出してたのでそちらもですね。

思惑としてはeBPFの関心を増やすこと、理想的にはトレースポイント等のメンテナンスについても気にしてくれる人が増えたら嬉しい、というのがあり、せっかくの国際カンファレンスで海外からPHPのエコシステムに関わるたくさんの人が参加されるのでそういった人たちによりダイレクトに自分の言葉でアピールしたいというのがありました。

github.com

(関心を増やしたい、に関わるものの一環としてはたとえばこういうのですね)

もちろん日本人向けには素晴らしい翻訳もありますし、経験的に日本人の英語は対日本人には比較的聞き取りやすいのでこちらもあまり心配はしていませんでした。

全体としてうまくいったのか、はうーんどうでしょう、FBを待ちたいと思います、海外の方にもトーク結構はやかったねー、というコメントをもらいました、まあそう。

それはそれとして事前にLTで話すやでーという会話をしたartisanたちがちゃんと覚えてくれて「どうだった?うまくいった?」と聞いてくれたのは嬉しかったですね。

内容的にちゃんと喋ると普通に20分以上、多分もっとかかるトークになるのでありがたいことに長いバージョンでちゃんとやったらいいのでは、というお声も頂きました、ちょっと考えたいと思います。ただまあ何名かとお話したのですが、若干内心として同じネタをやってる申し訳なさがあり、それも含めてちょっと考えたいところです、新しいネタをいれたいなあという思いはあります。

準備

まあしかし英語であることをさておいても、分量が多くなり、初回のリハで6分以上かかっていたので過去一番リハをやることなりました。

資料は2週間前くらいにはできていたので、スピーカーノートを用意してちょっとずつ修正しつつ、トータルでも20回くらいやったんじゃないかなと思います、後半でようやく5分ちょうどくらいになりました、前日の記録が4分57秒でした。

スライドの用意にあたっては過去の資料の修正版なども含みつつ、まあほぼ全体に手で書いており、作図とスピーカーノートの英文のネタもとなどをclaudeにふつうにチャットでやってもらいました。といっても言い回しが冗長で結局自分で書き換えたり、武田さんの必殺のプロンプトではないですが、普段使わないような小難しい言い回しは大体うまく喋れないので書き直したりしました。

自分の英語は正直未だに発音あんまよくないなあというのは割とあるんですがイントネーションと文脈でまあ大体伝わるでしょうと思ってます、どうでしょね。

リハでは何回かQuickTimeで録音 -> whisperのcliで文字起こし -> claudeに日本でサマリをさせて内容に齟齬がないか確認というフェーズをやりました。

ちゃんと英語で認識されてますね、という確認できます、なかなかいいですね。

あと今回自前のクリッカーを買ってそれを使ってました、Canonの5000円くらいのやつです。

時間の関係で演台から離れるのは無理だろうなーと思ってたのでまあ別にクリッカーなくてもいいのですが(会場にもあるというのも聞いてましたし)リハの段階から使えるし、慣れとこうということで。今回せっかく買ったので今後もたまに使おうと思います。

コミュニケーション

PHP×Tokyo - Laravel Live Japan PRE-PARTY

開催少し前の5/23のPREイベントに参加してましたがこれが大変よかったです。

なにぶんこのあとカンファレンスで再会する参加者であるということがわかってますし、事前のトークによってこういう領域の人なんだなというのがわかるというのがいいですね。

単体のイベントとしてもミートアップの人数規模で国際感のあるイベントで(まあ直前回でちょうど他国から集まっている方が多かったであろうというのはありつつ)、密に色々喋れるというのがいいですね。こういうのSRE方面でもあるといいなあなどと考えたりしました。

今後も折をみて参加したいなーと思います、なんか喋るネタもあるとなおいいんですが。

本編

PRE-PARTY参加とLTスピーカーであるというのをフックに目があったら話そうくらいのノリで今までの国際カンファレンスでいちばん参加者と話したんじゃないかと思います、いやあ楽しかったですね。

気になったスピーカーの方にももろもろ質問を投げることができたので満足です、今回LTで同じスロットになったAlbert Chenさんなどをはじめ珍しく下手くそな自撮り的なものもやっています、なんかもったいないなーと思ってですね。

日本人間でいえば小田原でお話した方々以外にも、少し遠方から集まっていたオンラインでしか知らない人々ーともお話できてこれも大変よかったです、SRE NEXT参加の方などもいてこれもありがたいですね。コミュニティ活動そんなにすごいやっていたわけではないのですがネタがいくつかあるとどこかで簡単につながるので便利でした。

eBPFの質問をされるとありがたいのでめちゃ喋った気がします。

#Inspired

そしてセッションなど参加面です。

まず反省点としては、自分は興味関心が割とはっきりしてるので、関心の高いセッションばかり見がちというのがあるのですが、今回やや専門外のフロンエンド方面やLaravelの機能面の話などもたくさんあり、しかしやはり一線で活躍してる世界のエンジニアの話なわけで、これはもっと好き嫌いせずに聞かないともったいないですね、などと思いました。

全体としてはプレゼンのレベルが非常に高く、特にライブコーディング率が高くステージの扱いも含めていやあすごいですね、というセッションがたくさんありました、が個人的に特にすごいと感じたのはNunoさんのセッション、とみんな大好きなMarcelさんのPHPで音楽作るセッションですね。

さらにInspiredでいうと、少なくともPHPメインの会社でながらく下回りをやってきたはずの自分が「え、なんか知らないPHPがたくさんあるぞ・・」となったのは大きかったですねNative PHPなんかは特になんだこれは、でlibphp使って?どうなってるの?という気になりましたし、Hypervelの求めるようなパフォーマンスを求める「なんかそれPHPがでやらなくてもよくない?」というものが色々あり知らない世界がたくさんあって面白かったです。トレース大変そうですね。

イベント全体

周辺環境含め会場がとてもよく、シングルトラック構成もありコミュニケーションが促進される良いイベントだったと思います!

もちろん初回ということもありますし、マイナーなトラブルはそれなりにあったと思います、そのあたりはもちろん把握されてるであろうとは思いつつ一応参加者の目線としてFBで送っておこうと思います。

運営の皆様大変お疲れ様でした!!ありがとうございます。

PHPカンファレンス小田原2026に参加してきました(登壇あり)

PHPカンファレンス小田原2026に参加してきました。

登壇タイトルは 本番でPHPコードに触れずに「使われていないコード」を調べるにはどうしたらよいか? でした、長いですね。

speakerdeck.com

ツールのレポジトリはこちらです、Usageのところにリンクしています。試される場合はDTraceが有効化されていること( php -i |grep -i dtrace で、確認)を確認のうえ、対象のプロセスで USE_ZEND_DTRACE=1 が設定するようにしてください。READMEにsystemdの設定例を記載してます。

github.com

登壇について

無限にeBPFの話をしていますが、特にPHPerの皆様向けにアピールしていきたいという思いがあります、主なモチベーションはスライド最後のこちらです。

簡単にいうと「そこに便利に使えるものがあっても使う人がいなければ利用できなくなってしまう、もったいない」というか「自分も使いたいのでなんとかしたいなー」という活動です、まあでももちろんこういうの使ったら楽しい、というのが一番です、Just for Funでやってます。

2025年のPHP Sessionless Conferenceのワークショップの際に、使い所を色々聞いた結果、やはりデッドコード検知みたいなのがいいよね、ということでその後ebpf_exporterでメトリクス出すものを作ったりしていたんですが、切り出してlibbpfを使って専用のシンプルなツールを作りました。その紹介と背景技術の話になっています。

今回はじめてデモというものをやりましたがやはりトラブルは多少あるもののどうにか時間ぴったりくらいに終わることができました。

多少あわあわしてるところもあると思いますが、動画が公開されたらよろしければチェックしてみてください(一応デモ失敗に備えたスライドもあります)。

そういえば今回Ask the Speakerもあり、はじめてちゃんとAskしていただけたのも良かったですね。

04/13追記、Ubuntu/Debianパッケージ状況について

セッション後半で触れましたが、Ubuntuは24.04 Nobleの提供バージョンでDTraceが無効化されていてその後のリリース(25.04 Plucky)から有効化されています。

今月新しいLTS(26.04 Resolute)が出るので、こちらも引き続き有効化されたバージョンが入ると想定しています。

UpstreamのDebianのビルドと差分が出ているのでこれに合わせて再有効化提案も上がっています、こちらが取り込まれてくれると良いのですが。

オリジナルのバグレポ

bugs.launchpad.net

Debianへの再有効化提案

bugs.debian.org

参加セッションなど

偏った雑なまとめ

自分と同じぼこトラックで一つ前のきんじょうさんの「PCOVから学ぶコードカバレッジ」をpcov is 何という状態で聞いてましたが、コードカバレッジの話でzend_execute_exを捻じ曲げる話でもあり、母数を定義して割合を出す話であってあれーなんかこれ微妙にネタかぶってるでは、と思いつつ楽しくきいていました。

最近PHPerKaigiのArthurさんの話でもみたばかりで当日Mackerelさんのベースにもこれがあったので zend_execute_ex はとても大人気ですね、という気分になりました。新しい計装用の拡張ははObserver API使っていこうな。

個人的には技術による課題解決の話も好きですが、様子のおかしい話もまた好きなのでルータ作ったりMP3プレーヤーを作る話などを公の施設!という雰囲気で聞きつつ大変楽しく過ごさせて頂きました、ありがとうございます、PHPでなんでもできますね。

それはそれとしてキーノートもあまりいい感じに言語化ができてないんですがとても良いセッションでしたね、オンラインながらインタラクティブなやりとりがあり、トークも経験に根ざした話を丁寧にして頂いているな、と感じました。テスティングフレームワークの信頼性と責務ということを考えると色々思うところがありますね。

カンファレンス全体

「小田原の地でつながる、気張らないカンファレンス」というフレーズで看板に偽りなしの圧倒的にローカルな雰囲気で変な技術話を聞ける良い空間だったと思います。BGMと会場の雰囲気が強かった説があります。

昨年は自身がカンファレンスチェアやっていたこともあり、PHPイベントへの参加をしたいと思いつつもなかなかできず、なんやかやとピセカから1年以上経過していましたが、久々に現実世界でお会いした方々や、Laravel Live JapanのHamasakiさんとも色々とお話できたのでこれもよかったですね。来月のLaravel Live Japan参加もより楽しみになりました(LTもやります)。

ランチマッチングで出遅れてあわやソロになるかと思いましたが、お店の予想以上の混雑により引き返してきた組と合流できて昼も交流に成功してことなきを得ました。

懇親会も話に全振りをしてご飯少なくなりがちみたいな話をまさにしていたわけですが、今回については圧倒的な懇親会ご飯(舟盛りがあるぞ・・)を前に珍しく交流もしつつ十分食べたなあ、という感じになっておりました、しかも風呂がある、すごいですね。

雰囲気は全体にゆるいものの進行やアタック、特にFBまわりは作り込まれてるしオンラインのつなぎこみなどもあり運営面でも強さを感じました、スタッフの皆様本当にありがとうございました!

DTraceの有効化状況調査2026

Debian 13

$ uname -a
Linux ip-10-111-17-182 6.12.48+deb13-cloud-amd64 #1 SMP PREEMPT_DYNAMIC Debian 6.12.48-1 (2025-09-20) x86_64 GNU/Linux
$ php -v
PHP 8.4.16 (cli) (built: Dec 18 2025 21:19:25) (NTS)
Copyright (c) The PHP Group
Built by Debian
Zend Engine v4.4.16, Copyright (c) Zend Technologies
    with Zend OPcache v8.4.16, Copyright (c), by Zend Technologies
$ php -i |grep -i dtrace
DTrace Support => disabled

Amazon Linux 2023

$ uname -a
Linux ip-10-111-17-229.ap-northeast-1.compute.internal 6.12.68-92.122.amzn2023.x86_64 #1 SMP PREEMPT_DYNAMIC Mon Feb  9 10:43:10 UTC 2026 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux
$ php -v
PHP 8.5.1 (cli) (built: Dec 16 2025 15:59:07) (NTS gcc x86_64)
Copyright (c) The PHP Group
Built by Amazon Linux
Zend Engine v4.5.1, Copyright (c) Zend Technologies
    with Zend OPcache v8.5.1, Copyright (c), by Zend Technologies
$ php -i |grep -i dtrace
DTrace Support => available, disabled

Alma Linux 10

$ uname -a
Linux ip-10-111-17-81.ap-northeast-1.compute.internal 6.12.0-124.8.1.el10_1.x86_64 #1 SMP PREEMPT_DYNAMIC Tue Nov 11 11:41:04 EST 2025 x86_64 GNU/Linux
$ php -v
PHP 8.3.29 (cli) (built: Dec 16 2025 14:32:42) (NTS gcc x86_64)
Copyright (c) The PHP Group
Zend Engine v4.3.29, Copyright (c) Zend Technologies
    with Zend OPcache v8.3.29, Copyright (c), by Zend Technologies
$ php -i |grep -i dtrace
DTrace Support => available, disabled