クイック参加記事(※技術的な話は特にない)です。
個人的な背景として今年は前半カンファレンスの運営をやっていたために(あとまあ家庭的な話もあり)かなりそれに合わせて参加イベントを絞っていたので、このカンファレンスについては純粋に参加して楽しみたいという気持ちで朝から参加させていただきました。
結果的にセッション聴講を適度にしつつ、登壇者のQAやその他の会話で現地の体験をしつつなかなか満足度高く過ごせたなーという感想です。
セッション
Affordable Observability: Strategy to Implementation
Liz Fong-Jonesさんによるキーノート。
Observabilityの価値的な大枠の話から具体的なサンプリングの手法、組織への展開までの話がよくまとまっていて良いセッションでした。
QAの時間も充実していて、自身の質問(障害時にサンプル対象が増えた場合の対応的な話)も拾ってもらい大変よかった。
オブザーバビリティが育む開発者のシステム理解と好奇心
先ほどのスライドです。見ていただいた皆さん、AtSに来ていただいた皆さんありがとうございました!https://t.co/sJflKhSqMN#o11yconjp #o11yconjp_a
— maru (@maruloop) 2025年10月27日
maruさんの、個人的今回のベストセッション。
開発、運用でのメンタルモデルの違いの話から、継続的な負荷試験の仕組み整備から組織へのデプロイ、アラートの話まで、全体として身も蓋もないが自分とこであまりうまくやれてなかったり半ば諦めたりした内容が詰め込まれていて、やらんとねえ・・という気持ちになったのが大きいですね。継続的なパフォーマンス計測というのをやりたい気持ちが再燃しました。
アラートのコード管理まわりは一応自社でもやってるので(よくできているかはさておき)、どこかで機会があれば書こうかなとは思います。
その他雑多に
サイン会とか
著者から翻訳者まで一気にサインしてもらえるというよく考えたら豪華な会でしたね。
個人的にLizさんは物理で見るのは3回目で2019年のSREcon19Amricas(Chairをしていた)、今年のSREcon25Americas(Observabilityのディスカッショントラックをホストしていた)、そして今回だったわけですが、短い時間ながらはじめて会話できてしかもそれが日本というのもなんだかすごいですね。
運営
今年自身も運営をやっていたのもあり、「3ヶ月で?スポンサー集めてCfPやって配信もNOCも翻訳もあり?キャラクターやグッズまで作って?」とよくわからないがすごくてすごい、全体としてスムーズに運営されていてすごいというかちょっと怖いなあという感想です、大変お疲れ様でした、ありがとうございました!
オブザーバビリティやっていかんとねえ・・、といいつつeBPFのOTel自動計装とかそういった方面をつい眺めがちでおります、ここは興味関心の接続点なのでちまちまやっていきたいですね(いやOTelもまずひととおりやるべきなのだが)。


