SRE NEXT 2025でeBPFの話をしました

登壇編です。

スタッフ、チェアやった編はこちら。

dasalog.hatenablog.jp

SREのためのeBPF活用ステップアップガイドというタイトルでお話しました。

speakerdeck.com

写真ありがたい。

2023チェアのぐりもお (@gr1m0h)さんに「チェアと登壇同時にやるとやばい」と聞いてましたがかつてなく準備がギリギリになって焦りましたがなんとかなりました。 娘がとあるモールの施設で妻と遊んでいる間にサイゼに籠もって作業するなどのフェーズを挟むことによりなんとか間に合いました。

今回初の30分枠で(自分たちでそう設計したからね・・)いつもより10分多いやったーと思っていたら前日ようやく出来たリハで3分オーバーしていて、しかし削るところはもうないしスピーカーノートを追加してなんとか喋りを間に合わせようとしましたが結局少しオーバーしてしまいましたというのが反省点です。途中息切れしてきて一息つくべきところを水飲んでる時間もないなーと思って無理やり進めたので最終的にめっちゃ息切れしたのも反省点です。アーカイブをみるのが怖い、聞き苦しくなかったかやや心配しております。

あと資料あげようとした段階でこれタイトル間違ってないか?ということに気づきました、これもアーカイブが怖い、活用が正しいです。

最終コミットの差分

発表について

内容自体は自分のやってきたeBPF関連のあれこれ全部のせという感じのものを難易度順に並べてステップアップガイドとして仕立てた感じになっています。

実際に使えた、使える事例にすることが優先事項で、事例自体はちょっと古めのものが入っているんですがなるべくコンテキストを追加して意味がわかるようにしようとしています(したつもりです)。

SRE NEXTにもeBPFの発表とか欲しいよね、と長らく思っていたのですが結局自分でやることになりました。

なんというかeBPFに関して自分よりももっと技術的に高度な話ができる人はたくさんいるので、SRE NEXTの場で話してもらうのもそういう人たちがいいんじゃないかと思ってたんですけど、昨年末からeBPF Japan Meetupの運営入りをしたり、流れでたまたまちょっとしたPRやバグレポを上げたりしてみた結果心境の変化があり、もっと認知や普及に取り組んだほうがいいんじゃないか、高度な事例じゃなくても現実にSREの役立つのだよ、ということを伝えていこうということで、この内容でProposalを投げました。

それこそBrendanGreggが話すのに自分がeBPFの話をする意味とは、というところなんですが考えてみればそれはSRE本があるのに無限にSREをしている我々と似たようなもので、現実世界での事例があれば解像度が上がりますし、Fast by Fridayの末端の一つの例くらいになればいいでしょう、という感じです。これスライドに書けばよかったですね・・。

当日

人の入りは割と心配してたんですが、おかげさまで(いや本当に)たくさんの方に聴講いただけました。

いくつか個人的にありがてえ、と思ったポストを貼っておきます。

あ、やっぱ利用って書いてますね・・。

死ぬほど詳しいガチ資料でおすすめです。

やっていきに繋がったらありがたい。

あとこれがめちゃ嬉しい、概要はこれみたらわかります。

Ask the Speaker

よく考えたら人生初のAsk the Speakerだったんですが、セッションに来てくれていたBrendanさんとそれに気づいて英訳を流してくれていた @inductorさんと(これもありがた) @logica0419 さんと4人でふつうに喋ってました。Askは一回もされてない。自分もまだ聞きたいことがあったのでAskしてました。よかったです。そういうのもあります。

ということで

eBPFの話でした。

そもそも自分がeBPFの存在を知ってツールを触り始めたのはBPF Perfomance Toolsを読んだからであり、半分は個人の趣味としてちまちまと続けてきた結果を少しまとめられたのはよかったのではないかと思います。

世は大コンテナ時代なんですが、ツールまわりもうちょっと整備したいですし、なにかがしかまた有用な事例が出せたらいいなあと思っております。

Photo by SRE NEXT Staff